
イベントスタッフ管理を、一気通貫でスマート化
イベント現場では
「今、誰が入場している?」「シフトは埋まった?」「勤怠をどう回収する?」
といった煩雑なスタッフ管理が常につきまといます。
そこで当社は、応募から勤怠・フィードバックまでを Web 上で完結させる
「イベントスタッフポータル」 を社内開発し、運用をスタートしました。
https://event-staff-portal.vercel.app/
ポータルが解決する 3 つの課題
- シフトの見える化 – ダッシュボードで確定状況が一目で分かり、人員過不足を即座に調整。
- ペーパーレス勤怠 – 顔認証 × 位置情報で正確・不正防止。紙タイムカードは不要。
- 運営ナレッジ蓄積 – 勤怠・評価・フィードバックが同一 DB に集約され、データドリブンで次回改善。
機能一覧
管理者向け | スタッフ向け |
---|---|
イベントの登録・公開/非公開 | イベント一覧閲覧・ワンクリック応募 |
シフト割当と確定通知 | 自身のシフト確認(カレンダー連携) |
勤怠レポート自動生成(開発中) | 顔認証+位置情報で出退勤登録 |
申請承認/却下・コメント付与 | 勤務後フィードバック提出 |
顔認証勤怠(β)
スマホカメラで顔 + GPS をワンタップ登録。タイムカードの不正やヒューマンエラーを排除します。
なぜ自社開発に踏み切ったか
- イベントごとのアドホックな要件 に柔軟対応
- 勤怠・応募・評価データを 単一スキーマ で管理し、分析を高速化
- スタッフエクスペリエンスを ブランド体験 として統一
技術スタック
レイヤ | 主な技術 | 採用理由 |
---|---|---|
フロント | Next.js 14 / TypeScript / Tailwind CSS / shadcn/ui | 高速開発 & モダン UX |
バックエンド | Supabase (PostgreSQL, Auth, Storage, Edge Functions) | スキーマ駆動 + RLS でセキュア |
DevOps | Docker Compose / Cloudflare Pages / GitHub Actions | CI/CD 自動化・低運用コスト |
デバイス連携 | React QRCode / QR Scanner | スマホで即時勤怠 |
利用フロー(スタッフ目線)
- サインアップ – プロフィールと振込口座を登録
- イベント応募 – 希望イベントを選び、ワンクリック申請
- シフト確定通知 – 承認翌秒にメール&カレンダー反映(開発中)
- 当日の出退勤 – 受付の QR を読み取り、顔認証で打刻
- フィードバック送信 – 業務後に改善点を投稿、次回運営へ活用
今後のロードマップ
- 給与計算ソフトとの自動連携
- Slack / LINE 通知 でリマインド & インシデント共有
- ダッシュボード拡充 – 遅刻率・評価トレンドをリアルタイム表示
まとめ
イベントスタッフポータルは
“現場の混乱をなくし、準備コストを最小化する”
ことを目指して設計しました。
- スタッフ は「イベントに応募して働くだけ」
- 管理者 は「ダッシュボードを眺めるだけ」
それでも現場状況が把握でき、データは自動で蓄積されます。
アップデート情報は本ブログで随時発信予定。ぜひお試しください!
株式会社プルスコード